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【第6回「児童文学草原賞」選考経過】

 【佳 作】 「仔馬物語」        岬千鶴

   【佳 作】 「あかねとマサラ」       さかいちづこ

 

 第6回草原賞は昨年10月31日に応募が締め切られ、北海道はもとより、南は沖縄県から67編(道内14編、道外53編)の作品が集まった。

 一次選考では、児童文学者協会北海道支部の柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員がそれぞれ推薦した計14作品を通過とした。12月14日の二次選考では、同じ選考委員のもと、各作品について討議を行い4編に絞り込んだ。これらの選考は応募者の氏名・住所を伏し、応募作品の内容についてのみ検討をした。
 以下に一次選考で通過した14作品を紹介する。○印が二次通過

 「瀬戸の海鳴り」梓加依(兵庫県宝塚市)
 「とうさん」福山大朗(北海道旭川市)
 「仲間と電線とリングドーナッツ」立木見司(北海道苫小牧市)
 「青空のカンバス」川上春子(富山県高岡市)
○「仔馬物語」岬千鶴(北海道標津郡)
○「一日だけの弟」麦野圭(神奈川県平塚市)
 「川霧」うすだあずさ(北海道富良野市)
○「あかねとマサラ」さかいちづこ(京都府城陽市)
 「細い細い三日月の夜」冬野翔子(石川県金沢市)
 「夢が見えるよ」飯田一郎(埼玉県さいたま)
 「ほたるの盆明かり」杉山友里(新潟県燕市)
 「恩人」伊能エリコ(北海道千歳市)
 「すずの音」有賀拓郎(長野県上伊那郡)
○「ぼく、リンゴ農家をつぎます」須長和子(栃木県足利市)

 1月11日に、二次選考を通過した4編について草原賞の最終選考に入った。
 また、この選考には先の3委員のほか、丘修三委員も文書で参加。そのほか、次年度から選考委員に加わる中澤千磨夫氏(北海道武蔵女子短大教授・国文学研究者)もオブザーバーとして選考委員会に出席し、検討した。その結果、草原賞の該当なし、佳作には2名「仔馬物語」(岬千鶴)、「あかねとマサラ」(さかいちづこ)と決定した。


〈総評〉
 「仔馬物語」 ヒグマに襲われた母馬が殺処分された。生まれたばかりの仔馬・ホシは乳を飲めずに衰弱していくが、やがて、ばあさん馬のポンコのおっぱいから乳が出るようになりホシに生きる希望がでてくる。馬の描写にはリアリティーがある。
 「一日だけの弟」 あこがれのプロ野球選手、尾形選手が参加するイベントに優希が参加する。彼はそこで見知らぬ小さい子と出会い、1日だけの弟として面倒を見、イベントを楽しむ。一人っ子時代といわれる今の時代を反映している。
 「あかねとマサラ」 3・11の原発事故であかねの家では野馬追いのための馬を置いて避難せねばならなくなる、その後、馬の受け入れ先として、茨城県の乗馬クラブが見つかる。3・11を正面から捉えた作品。理念が先走りしやすい事故がらみの作品としては、安定感のある描写だった。
 「ぼく、リンゴ農家をつぎます」 〝ぼく〟の暮らす地方ではリンゴ農家が離農する現実がある。さらに、分校は1年後に閉校が決まっている。その中でも、130年前の開墾時代に植えた紅玉りんごを東京で売ることができた話などを聞き、〝ぼく〟は農家を継ぐ決意をする。

 これら4作品について討議した結果、第6回草原賞は該当作なしとした。さらに、「仔馬物語」「あかねとマサラ」の2作品を佳作に決定した。
 今回の佳作の2作品は、どちらもたまたま仔馬のいる農家を舞台とする作品であったが、「草原賞」にはもっと多様な現実を描き出してほしいとも思っている。また、今年は第七回となる「草原賞」の募集を予定している。ぜひ、力作をお寄せいただきたい。
 また、史実をベースとした創作の場合には、ぜひ参考文献を文末に表記してほしい。

【第5回「児童文学草原賞」選考経過】

 

 【草原賞】 「言葉の壁をぶっこわせ」  清水温子

 【佳 作】 「マツリ」           藤井こうすけ

 【佳 作】 「お馬さま」        竹内 佐永子

 【佳 作】 「絵ヲ描ク」            イノウエリコ

 

 第5回草原賞は昨年10月31日に募集の締め切りをした。応募作品の総数は87編、前年の98編よりやや減少した。これは一昨年開催の「北海道児童文学セミナー」の波及効果があった第四回に比べて応募数の落ち込みは危惧したより少なく、評価できる。応募地域の内訳は、道内が16編、道外71編で、あいかわらず道外が多いが、道内が若干増えて比率を伸ばしたことは主催団体の地元として大事なことだった。道外のなかでは東京都13編、神奈川県で6編、大阪府と埼玉県で各5編の応募があった。

 一次選考では、日本児童文学者協会北海道支部の柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員がそれぞれ推薦した計12作品を通過とし、昨12月15日に行った二次選考で各作品についての討議の結果、5編に絞り込んだ。これらの選考に当たっては応募者の氏名・住所を伏し、応募作品の内容について検討した。

 以下に一次選考で通過した12作品を、受付け順で紹介する。○印が二次通過の5編である。

 

  「最後の手紙」 蒔悦子(埼玉県北足立郡)

 ○「マツリ」    藤井こうすけ(東京都武蔵野市)

 ○「皿の目」   相浦未来(北海道室蘭市)

 ○「お馬さま」   竹内佐永子(愛知県刈谷市)

 ○「言葉の壁をぶっこわせ」   清水温子(兵庫県尼崎市)

  「おそろいのブラケット」  粕谷桂子(埼玉県所沢市)

  「忘れちゃいけないお弁当」  上田聡子(富山県富山市)

  「みたい夢 みれます」  荻野なお(滋賀県大津市)

 ○「絵ヲ描ク」  イノウエリコ(北海道千歳市)

  「草原を駆ける少女」  藤崎千代子(大分県日田市)

      「ビッグスマイル」  オルテ谷口(三重県多気郡)

  「これまでとこれからと」  浦河湊太(北海道滝川市)

 

 1月26日に、二次選考通過の5編について最終選考を実施した。これには柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員、および文書で丘修三氏に選考参加をしていただいた。

 検討の結果、草原賞に「言葉の壁をぶっこわせ」(清水温子)、そして佳作に3名、「マツリ」(藤井こうすけ)、「お馬さま」(竹内佐永子)、「絵ヲ描ク」(イノウエリコ)と決定した。

【第4回「児童文学草原賞」選考経過】

 

 【草原賞】  「山芋ほり」     浅野 竜(千葉県船橋市)

 【佳 作】  「わらぐろ」       まるお 純子 (兵庫県神戸市)

 【佳 作】  「集団下校」       いとう じろう(兵庫県神戸市)

 【佳 作】  「名前は わんめさえ」  辻本 千春(東京都八王子市)

 

 

 第4回草原賞の募集は昨年10月31日に締め切りをした。応募作品の総数は98編となり、前年の61編より大幅に増加した。これは9月30日~10月1日に開催した「北海道児童文学セミナー」の波及効果が大であったと思われる。とすれば、この98編という応募数は今後、少しも楽観できる数字ではないだろう。さて、この内訳は、道内が13編、道外85編となり、道外が圧倒している。なかでも東京都24編、大阪府、神奈川県、千葉県が各6編、全体としては31都道府県からの応募があった。草原賞は全国の児童文学賞としてある程度の認知を得られつつあるのかも知れない。

 一次選考では、日本児童文学者協会北海道支部の柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員がそれぞれ推薦した計13作品を通過とし、昨12月23日に行った二次選考で各作品についての討議の結果、6編に絞り込んだ。これらの選考に当たっては応募者の氏名・住所を伏し、応募作品の内容について検討した。

 

 以下に一次選考で通過した13作品を、受付け順で紹介する。○印が二次通過の6編である。

 

 ○「集団下校」 いとうじろう(兵庫県神戸市)

 ○「名前は わんめさえ」 辻本千春(東京都八王子市)

 ○「森の家」 ゆみ(北海道札幌市)

  「おばけトンネル」 接骨木もとか(岩手県花巻市)

  「まな板の歌を聞きませんか」 須藤さちえ(大阪府大阪市)

 ○「山芋ほり」 浅野竜(千葉県船橋市)

  「ジョイフル・ジェリービーンズ」 月森千花子(東京都新宿区)

 ○「牛が、のんびりなく そこに僕がいる」 田辺 悠子(北海道札幌市)

  「たぬきさんと不発弾」 日比茂樹(埼玉県上尾市)

  「命の色」 浦川奏太(北海道滝川市)

  「火トカゲの家 ~廃屋の冒険~」 平羽大(福岡県北九州市)

 ○「わらぐろ」 まるお純子(兵庫県神戸市)

  「生きる歓び」 山中基義(兵庫県西宮市)

 

 2月10日に、二次選考通過の6編について最終選考を実施した。これには柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員、および文書で丘 修三氏に選考参加をしていただいた。

 検討の結果、「草原賞」に「山芋ほり」(浅野竜)、佳作は3名、「わらぐろ」(まるお純子)、「集団下校」(いとうじろう)、「名前は わんめさえ」(辻本千春)と決定した

 

 今年の応募作品は、応募数が増えたこともあって、人物像の描き方やストーリー展開の巧みな作品が多かった。しかし、衆目が一致するというまでのものはなく、選考委員の論議のうえ、「山芋ほり」を「草原賞」とした。これを機会にさらなる励みにしてほしい。今回の応募作品で多くの作品が課題として挙げられたのは、テーマである。素材からいかにテーマを導き出し、結末でそのテーマを素材に還元できるか、ということを推敲の際に見直していただきたい。

 次回応募作品に、これをクリアした作品が現れるのを心から期待する。

 

【第3回「児童文学草原賞」選考経過】

 

 【佳 作】「雪の中のひまわり」   瀬良けい(京都府京都市)

 【佳 作】「こっこちゃんと過ごした、あの夏の日」 川島英子(岡山県美咲町)

 【佳 作】「艀のきょうだい」  原豊子(茨城県水戸市)

 

 第3回草原賞は昨年の10月31日を締め切りとした。応募作品の総数は61編となり、前年の57編より増加している。内訳では、道内が6編から10編へとやや拡大したのが、そのまま増加の実数として表れた。道外からは前年と同じ51編であり、全体としては27都道府県からの応募があり、草原賞は全国の児童文学賞としてある程度の認知を得られつつあるのかも知れない。

 一次選考では、日本児童文学者協会北海道支部の柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員がそれぞれ推薦した計13作品を通過とし、昨12月24日に行った二次選考で各作品についての討議の結果、5編に絞り込んだ。選考に当たっては応募者の氏名・住所を伏し、応募作品の内容で検討した。

 また、かねてから病気療養していた小笠原洽嘉選考委員は昨年7月に逝去された。これまでのご尽力に深謝し、謹んで哀悼の意を表する。

 

さて、以下に一次選考で通過した13作品を、受付け順で紹介する。○印が二次通過の5編である。

 

 ○「こっこちゃんと過ごした、あの夏の日」川島英子(岡山県美咲町)

  「平成豆王座決定戦」桝田耕司(徳島県阿波市)

  「ウレシカ カナシカ」スーザンももこ(東京都)

  「あたしは魔女!」森埜こみち(埼玉県草加市)

 ○「艀のきょうだい」原豊子(茨城県水戸市)

 ○「赤い屋根の家」松山真子(神奈川県横浜市)

  「プラチナホープ」ヨーコ・オンブスキー(北海道札幌市)

 ○「雪の中のひまわり」瀬良けい(京都府京都市)

  「おじいちゃんのかぼちゃ」相浦未来(北海道室蘭市)

  「銀ちゃん」井上えりこ(北海道千歳市)

   ○「雪石」かめやひろ美(東京都荒川区)

  「ぼくと次郎と」本堂裕美子(岩手県宮古市)

  「梅雨明けの空をあおぐ」伊豆村唯(大阪市高槻市)

 

 2月4日に、二次選考通過の5編について最終選考を実施した。これには柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員、および文書で丘 修三氏に選考参加をしていただいた。

 ところで、一次選考で通過した「銀ちゃん」が、応募規定を超えた枚数であるとの指摘が事務局よりあり、二次選考ではこれを外すことにした。第二回草原賞での選考でも、規定枚数オーバーの作品があった。応募の際は規定内容をしっかり確認していただきたい。(最終原稿をコピーデータ化し、原稿用紙の書式に変換して枚数確認することをお勧めする)

 

 以上を選考委員が論議する中で、とくに抜け出た作品が見当たらないため、今回は残念ながら草原賞の該当作品なしとした。佳作には、評価の上位のものから順に「雪の中のひまわり」「こっこちゃんと過ごした、あの夏の日」「艀のきょうだい」と決定した。

 今年の応募作品全体として、作品世界の説明不足や、主人公の年齢に比して行動が幼かったりするなど、歯がゆさが残るものが多かった。次回応募には更なる意欲作を期待したい。該当作品なし、というのは選考する側としてもとても残念である。最後にもう一点、応募要項をよく読んで、これを守ること。400字詰め換算の枚数制限のオーバーや、返信用ハガキの入れ忘れは、ルール違反である。とくに枚数の問題は、作品が即落選になるので、くれぐれも厳守のこと。

 来年こそ、草原賞を文句なしで受賞される作品の応募を心から期待している。草原賞から未来の児童文学を担う作家が出て欲しいと願う。そんな高い水準で、選考する側を驚かして欲しい。

 まずは、さらに数多くの力作が寄せられること――ここから出発する

 

【第2回「児童文学草原賞」選考経過】

 

   「草原賞」 「冬のティンパオ」もりおみずき(沖縄県宮古島市)

 「佳作」  「アリっこの巣はまだあります」スーザンももこ(東京都)

 「佳作」  「はちみつ色の時間」泉りえ子(東京都)

 第2回草原賞は昨年10月31日に締め切った。今回の応募作品の総数は57編となり、前年の83編より減少した。内訳をみると、道内が42編から6編へと大幅に減少したのに対し、道外からの応募は前年が41編だったのが51編に増加し、草原賞は全国の児童文学賞としての色彩を強めたといえる。

 一次選考では、日本児童文学者協会北海道支部の小笠原洽嘉、柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員がそれぞれ推薦した計12作品を通過とし、二次選考は病気療養となった小笠原洽嘉をのぞく選考委員が各作品について討議を行い5編に絞り込んだ。選考に当たっては応募者の氏名・住所を伏し、応募作品の内容で検討した。

 

 以下に一次選考で通過した12作品を紹介する。○印が二次通過の5編。

 

 ○「冬のティンパオ」もりおみずき(沖縄県宮古島市)

  「星のフラメンコ」田口美希子(北海道音更町)

 ○「アリっこの巣はまだあります」スーザンももこ(東京都)

 ○「チエのそら」とだかずき(京都府京都市)

  「ローズ」つちやはるみ(東京都渋谷区)

  「りんご山の物語」須長和子(栃木県足利市)

 ○「父さんのとおちゃん」なやむつ男(東京都町田市)

  「夕焼け空の下で」かねまつすみれ(東京都西東京市)

 ○「はちみつ色の時間」泉りえ子(東京都足立区)

  「天空の破片(かけら)」吉村洋一(宮崎県日向市)

  「バスケットがくれたもの」古川恋(岐阜県八百津町)

 

 2月27日に、二次選考通過の5編をもとにして最終選考を実施した。これには柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員、および文書で丘 修三氏に選考参加をしていただいた。

 ところで、一次選考で通過した「りんご山の物語」だが、応募規定を大幅に超えた枚数であるとの指摘が事務局よりあって二次選考にはこれを外すことにした。一定の評価を得た作品であっただけに、再度、応募の際は規定内容を確認していただきたい。

 

【第1回「児童文学草原賞」選考経過】

 

           「草原賞」 「白いルーシー」青葉ゆう子(北海道札幌市)

            「佳  作」  「光太の川」尾崎順子(兵庫県宝塚市)

            「佳  作」 「トマト日和」太田由美子(北海道札幌市)


 第1回草原賞は昨年11月31日に応募が締め切られ、北海道はもとより、南は鹿児島県から、83編(道内42編、道外41編)の作品が集まった。

 一次選考では、児童文学者協会北海道支部の小笠原洽嘉、柴村紀代、升井純子、三浦幸司の各選考委員がそれぞれ推薦した計14作品を通過とし、二次選考は同じ選考委員のもと各作品について討議を行い5編に絞り込んだ。選考は応募者の氏名・住所を伏し、応募作品の内容で検討した。
以下に一次選考で通過した14作品を紹介する。○印が二次通過。

 

   ○「光太の川」尾崎順子(兵庫県宝塚市)

  「お菓子屋の子」はらなおみ(北海道室蘭市)

  「白いハンカチ」瀧下宏美(兵庫県芦屋市)

  「八月の影」秋川イホ(広島県福山市)

 ○「太一と市瀬くん」有賀拓郎(長野県箕輪町)

  「となりのとなりに」中村ひろむ(北海道札幌市)

  「マメトラが 来た」なやむつ男(東京都町田市)

  「干し草―べこっ子仲間の約束―」大平すみ子(北海道札幌市)

  「みどりの環」中村郁恵(北海道札幌市)

 ○「夏の終わりに」桑原憂太郎(北海道旭川市)

 ○「トマト日和」太田由美子(北海道札幌市)

 ○「白いルーシー」青葉ゆう子(北海道札幌市)

  「ブンちゃん、つよくなれ」三島七海(北海道釧路市)

  「キジ撃ち」千葉留里子(岩手県盛岡市)


 2月28日に、二次選考通過の5編で草原賞の最終選考に入った。選考委員は一、二次の選考委員に東京から来ていただいた丘 修三氏を加えた5人で構成した。
 これら5作品から、討議の末「光太の川」「トマト日和」「白いルーシー」の3作が残り、最後に各委員から一人一作品を推してもらい、「白いルーシー」が草原賞の受賞に決まった。あわせて、「光太の川」「トマト日和」の2作品は佳作に決定した。
今回の草原賞はたまたま酪農家を舞台とした作品であったが、「草原賞」だから牧場や自然を舞台にした方が有利になる、というものではない。あくまでも作品そのものと選考委員は向かい合い検討した結果である。

 

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