top of page

第9回「児童文学草原賞」 
結果発表

◆ 草原賞 (表彰状、副賞10万円)

 「ぼくの道は夜の空」 有賀拓郎(長野県)

 

◆ 佳作(表彰状)

「かけはぎツナグ堂」 山口としこ(東京都)

「彼岸花が咲いた」  ふくだのりこ(神奈川県)

 

◆ 優秀作 (〇印が2次通過の6編)

   「女神の旅立ち」    柚木理佐(東京都)

○「二階の住人 上着人間」横山和代(埼玉県)

 「浦上の犬」      浜田加代子(兵庫県)

 「虹に願いを」     駒井俊彦(東京都)

○「ヒロシマに咲く花」  梅村たお(神奈川県)

 「あの小さな駅で、また会おう」神田たかし(北海道)

 「モンゴルの少年」   高野敦志(神奈川県)

○「かけはぎツナグ堂」  山口としこ(東京都)

○「ぼくの道は夜の空」  有賀拓郎(長野県)

 「白い栞」       箔玖恵(北海道)

 「神さまの友だち」   蒼記みなみ(沖縄県)

 「つばめと泣き虫」   杉成恵佳(兵庫県)

○「彼岸花が咲いた」   ふくだのりこ(神奈川県)

○「光」         ヨーコ・オンブスキー(北海道)

 

 ~ 選考経過 ~

 

 第9回草原賞は昨年10月31日に応募が締め切られ、北海道をはじめとして、南は沖縄県まで、27都道府県から96編(道内31編、道外83編(うち東京都20編))の作品が集まった。

 一次選考では、児童文学者協会北海道支部の有島希音、升井純子、三浦幸司の各選考委員がそれぞれ推薦した計14作品を通過とした。12月17日の二次選考では、前記に中澤千磨夫選考委員を加えた4人の選考委員会で、一次選考通過の各作品について討議を行い6編にまで絞り込んだ。これらの選考は応募者の氏名・住所を伏し、応募作品の内容についてのみ検討をしたものである。

 さらに1月14日、二次選考を通過した6編について草原賞の最終選考に入った。この選考には、先の4委員のほか、丘修三委員にもZOOMで参加いただき、合計5名の委員にて検討した。

これらの作品を検討した結果、草原賞には「ぼくの道は夜の空」(有賀拓郎)を選出し、佳作は「かけはぎツナグ堂」(山口としこ)と「彼岸花が咲いた」(ふくだのりこ)の2編を決定した。

 こうして、4年ぶりに草原賞が決定したことは本当に喜ばしい。来年の草原賞は節目の第10回を迎える。ぜひ多くの力作を応募していただくよう期待する。

 

bottom of page